島崎譲のブログ

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2色刷り扉「THE STAR」

昔のマンガ雑誌には、2色カラーのページがありました。
赤黒で2色!
子供の頃は、朱色の墨汁を使っていると本気で信じていて・・
書道の先生がお手本を書いてくれたり、花丸つけてくれたあれです。
あれを水で薄めたり、黒の墨汁と混ぜて中間色を作ったりして描いてるもんだと
思っていまして、文房具屋さんで買ってきて
来るべきプロの漫画家生活を目指し、練習したもんです。
いやあ、ほんとに情報がなかったんですよお。(^_^;)
漫画好きな友達でもいれば良かったんですけどねえ。

実際は違いますよお。普通に絵の具を使って塗るのです。
もっと驚いたのは、何色も使っていた事。
これはアシスタント先で、お手伝いした時、朱色、黒、茶色系の絵の具が並べられ、
ここまでは想定内でしたが、黄土色と黄色系も!!
さすがに青と緑は使いませんが、原稿はほぼ4色と見劣りしないほどの
カラフルさで仕上がります。
つまり手間は4色と同じです!!!!!

私自身がプロになって
いざ!2色原稿に!!むう!!
原稿料はモノクロ原稿のたった1.2倍(4色は2倍以上、人によって違うけど・・・)
締め切りも早い!!手間は4色と同じ!!!しつこいけど。
その上、一度に12枚以上。
ひとりじゃとても仕上がりませんからアシスタントさんにも塗ってもらいます。
モノクロ原稿と違って、色塗りは個人差が物凄くあって、
統一できません。
手塗りはやり直しもできませんから、「ええい、一枚ごとに塗り方が違ってるけど
もう構ってられん!!」て事になります。


したがって、申し訳ないけど2色の仕事って大っきらいでした。
最近は見かけなくなりましたねえ。
良かった。良かった。

以下は私がひとりで仕上げた2色原稿

1987_star_mihi_t.jpg


以下は刷り出し見本


star_mihi_t_05.jpg

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