島崎譲のブログ

近況、戯言、イラストを掲載中。

2013年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年07月

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「影法師」読了!

影法師 (講談社文庫)影法師 (講談社文庫)
(2012/06/15)
百田 尚樹

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徹夜して一気に読んでしまった!そして泣いた!!

「命懸けで生きる!」「いつでも死ぬ覚悟で生きる!」「死に方を考えて生きる!」
腰に人を殺せる武器を常に携えているという事は
日常の全てにおいて、身近に「死」を強く意識して生きる事。
侍とはそうしたものなのだ。
「信念のためならいつでも命を投げ出せる!!」という覚悟を
時々、死に急いでいる。命を軽んじている。と勘違いされている方がいらっしゃるが、
全然違う。
むしろ生きる事の姿勢、美学に真摯でなければ、この覚悟は生まれない。

美学を貫いた生き様の純粋性を描くのは
やはり、本物の侍が生きていた時代がいい!!
描く方もてらいなく、心を純粋に研ぎ澄ます事ができる。

思うところがあり、時代小説から意識して遠ざかっていたが、
この作品によって再びこの世界の美しさにどっぷり浸かることが出来た。

こんな物語を私も漫画で描きたかったのだ!!

| 読書 | 23:24 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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映画DVD「最終目的地」観了!

最終目的地 [DVD]最終目的地 [DVD]
(2013/04/12)
アンソニー・ホプキンス、ローラ・リニー 他

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2009年製作、アメリカ作品。

う~~~~ん、私にとっては不思議な作品。

世の中には、あくせく働かずとも毎日を優雅にだらだら生きていける人々がいて、
その時間つぶしのような毎日を映画としてだらだら見る事になるのだけれど、
なぜか飽きずに最後まで、何となく楽しめてしまいました。
これはやはり作品の質の高さなのでしょうねえ。(^^)

しか~~し、
このだらだらした一族の怠惰な日常に本来なら一石投じる役の大学教員がまた、
この甘美な怠惰生活にすっかり溶け込んで行って、石なんか投げない!(^_^;)
己の将来の掛かった懸案があったはずなのに
一族と仲良く何日もだらだら遊んでいるのだ。
「お前はわざわざ南米まで何しに来たんだよ?!」と突っ込みたくなる。
はじめからだらだら生きている一族は置いておいて、
この、主人公であるはずの大学教員のヘナチョコ振りは
作中の恋人があんなキツイ性格じゃなくても
誰だってお前を子供扱いするわい!!!!<(`^´)>
と、イラっとした私でありました。
結局、一石投じるのはキッツイ性格の主人公の恋人でした!

あ!あと、日本が誇る国際的スター・真田広之出演!!
私は、そっち系の嗜好がすこぶる少ない性質なので、
こういった真田広之はあまり好きではないです。(^_^;)

なんかあまり褒めてないような感想になっていますねえ。
いやいや、面白かったんです。
だらだら~~~じわわわ~~~~っと・・・・・

| 映画 | 18:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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映画DVD「デタッチメント」観了!!

デタッチメント [DVD]デタッチメント [DVD]
(2013/04/05)
エイドリアン・ブロディ

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2011年製作、アメリカ作品。

病めるアメリカの暗部がここにも!!
この作品の陰鬱な空気って「タクシードライバー」に似てるって思った。
あの作品は暴力によるストレスの発散が表現されていたけれど、
これは発散の場がない!
ごく一般的で良識のある無力な人たち(教師達)があがいてあがいて、
解決のしようがない今日を終えて
また同じような明日を迎える・・・・・。
大人も子供も病んだ心を引きずって
辛い厳しい現実をひたすら生きる。生き続ける・・・。
閉塞感を打ち破る手立てすらない
一生続く鬱積・・・・。これは・・・キツイ。

教育現場の問題じゃなくて
環境の問題。貧富の格差の問題。突き詰めれば
社会政治の問題・・・・・・。

教育は国の基盤であると思うのだけど、これでいいのかアメリカ?
日本もこんな悲惨な状況に向かっているのだろうか?
もうすでになっているのか?

重い!
重いけれど、現実をずしりと叩きつけてくれる良い作品だと私は思う。



タクシードライバー [Blu-ray]タクシードライバー [Blu-ray]
(2012/11/21)
ロバート・デ・ニーロ、ジョディ・フォスター 他

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| 映画 | 21:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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映画DVD「ブッチ・キャシディ最後のガンマン」観了!!

ブッチ・キャシディ 最後のガンマン [DVD]ブッチ・キャシディ 最後のガンマン [DVD]
(2013/01/11)
サム・シェパード、エドゥワルド・ノリエガ 他

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2011年製作、アメリカ作品。

ブッチ・・・ブッチ・キャシディ!?どこかで・・・・
(パッケージに出てるやん)
あ、あれだ!!!
これだ!!!!(^^)

明日に向って撃て! ―特別編― [DVD]明日に向って撃て! ―特別編― [DVD]
(2001/09/21)
ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード 他

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はい!ブッチはポール・ニューマンの方です!!

「最後のガンマン」は「明日に向かって撃て!」の後日談なわけですな。
映像が渋くてかっきい!!
主演のサム・シェパードが渋くてかっきい!!
回想シーンもしっかり感情移入できるクオリティでブッチの
背負った心の重みもずっしり伝わってきました。
この作品のみ、単独で見て
充分かっこいい西部劇を満喫できると思いますが、
なにしろ、
超超超有名な名作の後日談!!
そりゃあ、また観ちゃうわけです。
「明日に向かって撃て!」

くわああああ、面白いよお。
「明日に向かって撃て!」!!!\(^o^)/

ああ~~~、なるほど・・・比べちゃいけないかも・・・・
空気が違うんだよね。ふたつの映画。
「若さ」と「黄昏」、「軽快」と「重厚」。
私は「最後のガンマン」もかなり好きです。
でも、「明日に向かって撃て!」と並べると
違和感があるのは確かですね。
難しいですけどねえ。(^_^;)
並べておいてこう言うのも無責任ですが、
単独作品として観た頂きたいですねえ。

| 映画 | 17:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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映画DVD「アウトレイジ ビヨンド」観了!!

アウトレイジ ビヨンド [DVD]アウトレイジ ビヨンド [DVD]
(2013/04/12)
ビートたけし、西田敏行 他

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2012年製作、日本作品。

あはは・・・パッケージが怪物大集合みたい!!www
普段「心優しい良い人」を演じている役者さんが
もう全力で極悪非道を演じているのが凄く面白かった。
前回の「アウトレイジ」はウワっって感じの殺し方に工夫が凝らされすぎていて、
物語が頭に入らなかったんだよねえ。
今回は北野監督の編集に「お笑い」のタイミングが見受けられて
何箇所か笑ってしまった。

私はあくまでも「フィクション」として観ましたよ!!
そうすると、
普段は平和主義者の自分の人生の中でも

「なんだ馬鹿野郎、なめてんじゃねえよこの野郎、ごらぁ!!」

て面と向かって言ってやりたい人間の一人や二人や三人や・・・・10人・・・・
いやいや(^_^;)そんなにいませんよおおおお。
でも、いる!いるけど言えないのが大人社会。

「人のメンツをつぶす事は命を取られること!!」
これだけは実社会でも多かれ少なかれある事だよねえ。
私はどんな小さな子供でも`体面`は人間なら持ち合わせていると
思っている。
時々、絵に描いたように立場の弱い人を軽視し高圧的に相対する人を見かけるけど、
後々痛い目に会うことを覚悟してやっているのかな?などと思ってしまう。
私は自分にそういった態度に出る人に対して、
蟷螂の斧のごとく無駄な抵抗をしてしまう。(^_^;)
若い頃は「生意気な元気のいい奴」とお目こぼしされるんだけど
年取るとシャレにならない。(当たり前だねえ)
命取られるわけじゃないけど、仕事は無くなるぞ。(ーー;)へへへへ。
でもね、そんな人はどんなに媚びても結局利害関係で
簡単に人を切り捨てる人だからね、下手(したて)に出るだけ時間の無駄だよ。
現実社会を闊歩するためにはもっともっとしたたかになって
こちらもそういった種類の人間を利用できるくらいの頭の良さが必要なんだけどね・・・・・
私はダメだなあ・・・・・。アウトレイジの世界だったら
真っ先に死んじゃうなあ・・・・(~_~;)
あ、フィクション!フィクション!!

ああ、でも、面白かった~~~~\(^o^)/なんだ馬鹿野郎!!(●^o^●)

| 映画 | 18:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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映画DVD「THE LADY」観了!!

The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 [DVD]The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 [DVD]
(2013/04/05)
ミシェル・ヨー、デヴィッド・シューリス 他

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2011年製作。フランス・イギリス作品。
監督はリュック・べッソン

最近、バウ~~~、バコーーン、ズガーンズガーン、ドッカーーーン的な
映画ばかり撮っていたかと思っていました。リュック・べッソン監督!!!失礼しました!!!

映画というのは虚構の世界でカタルシスを味わい発散を目的として楽しむ作品と
限りなく、リアルで現実の社会問題を疑似体験し、他人事などとは思えぬほど
感情移入してしまう作品がある。

この映画は後者。

現在進行形で今だ政治状態が不安定な国、ビルマ(元ミャンマー)。
その国で軍事政権からの解放を非暴力民主化によって成し遂げようとしている
アウンサンスーチー女史の名前を知らない人はいないでしょう。
ビルマの置かれてきた惨状と民主化への戦いがどれほど
厳しいものかがヒシヒシ伝わります。
そして、アウンサンスーチーさんの意思の強さ!勇気!使命感!
驚くほどに強い!!
その強さは家族の愛に支えられたものであった!!
知らなかった!!家族の力がこれほど彼女を支えていたとは・・・・。
しかし、大きな愛は大きな弱点にもなる。
一人の妻であり、子供達の母である彼女の苦悩が痛々しい!!
それでも立ち上がる!!母国のために!!!

使命を負った人の雄々しさに心が熱くなりました。

| 映画 | 19:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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しつこく描きかけ未完の古い原稿を晒す!

「風の如く火の如く」がJコミさん
http://www.j-comi.jp/book/comic/45101
公開記念(^^)に
仕事場から発掘された未完の原稿をしつこく晒してみたいと思います。

絵柄と週刊少年マガジン御用達原稿用紙に描いているところみると
たぶん22歳の原稿と思われます。
路頭に迷っていた(精神的に)頃、
マガジン新人賞佳作に引っかかり担当さんに拾って頂き
アシスタントに通いながら「青竜のサーガ」のネームを
何百、何千枚と描き直していた頃のものと推測。
1984mikan_01.jpg
またもや無題!
ベタをカケアミぼかしで光を表現するのは当時アシスタントさせて頂いた
先生の影響大!!!
1984mikan_02.jpg
あれ~前のと同じじゃん!!しつこい!!(^_^;)
ま、人に見せるつもりなかっただろうし・・・・・。
1984mikan_03.jpg
己によって世に公開されるなど
夢にもおもわなかったであろう22歳の自分。(T_T)
1984mikan_04.jpg
ネームばかりで、自分の原稿から遠ざかっていたので
描きたかったのだなあ・・・・・しみじみ。
1984mikan_05.jpg
竜馬登場!龍馬じゃなくて竜馬!!
1984mikan_06.jpg
「風の如く火の如く」の竜馬に近い!!
1984mikan_07.jpg
描きなおしています!!
上の部分切り張り。セロテープ激しく変色!!
1984mikan_07a.jpg
切り離されたクズ原稿
ネーム無しでいきなり原稿に入るとこういった事が起こりますね。
1984mikan_08.jpg
流線、ベタフラッシュが格段に上手くなっております!!
アシスタント効果大!!!
1984mikan_09.jpg
1コマめの根性のカケナワ!!
今は手で描かないであろうカケナワ!!!
1984mikan_10.jpg

ここでおしまい。
なんだ!?このスカスカ感は・・・・
トーンが60番しか貼っていない!!!!!
仕上げてもいない!!!!!!(^_^;)
これこそ正真正銘の描きかけっ!!!!!!!!!!

最後まで描けっ!根性無しーーーーーーー\(~o~)/

しかし.....
同じ封筒にぶち込んで保管してあった原稿なのですが、
前回ブログに載せた方の原稿用紙は神田の紙問屋「高岡屋」の135㎏9ッ切り上質紙。
今回のは週刊少年マガジン御用達原稿用紙。
比べると後者の方が黄ばんでベロベロで劣化酷いんですけど・・・・・(^_^;)

| 自著 | 12:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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描きかけ未完の古い原稿を晒す!!

「風の如く火の如く」がJコミさん
http://www.j-comi.jp/book/comic/45101

で公開された記念!?(^^)に
仕事場から発掘された私めの古い原稿をお見せ致します。
手描き原稿のナマナマしさを見ていただきたく
スキャンしたまま画質調節無しでアップ致しました。
1982mikan_01.jpg
タイトル無しです。(^_^;)
ネーム無しで原稿を描き始めたようです。
1982mikan_02.jpg
絵柄からたぶん21歳の頃のものと思われます。
専門学校を卒業して、持ち込んでいた小学館で結果を出せず
路頭に迷っていた(精神的に)時期だと推測。
1982mikan_03.jpg
出版社に持ち込もうとか、新人賞に投稿しようとか
あまり考えずに描いていたようです。
ただ単純に描きたかったんだなあ・・・・と思います。
1982mikan_04.jpg
描きたかったんだなあ・・・(ーー;)不憫とすら感じる当時の自分。
1982mikan_05.jpg
なぜならば当時、新人に時代物を描かせてくれそうな場所を私は知りませんでした。
当時の商業漫画の3大タブーは「SF]「外国もの」「時代物」でした。
1982mikan_06.jpg
とにかく自分の欲求を晴らしたいがためだけに描いている・・・・。
1982mikan_07.jpg
龍馬が下手糞だなあ(ーー;)これは完全に‘あれ`の影響だ!!
ファン・フィクションと言われても致しかたなし!!「誰に見せるというわけでもないし!」
と開き直っている。
‘あれ`とはこれ
浮浪雲 [DVD]浮浪雲 [DVD]
(2010/07/23)
山城新伍、熊谷真実 他

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なんで同人誌やらなかったのかな?(^_^;)
今なら平気でやるのになあ・・・・・。
1982mikan_08.jpg
後々己の手で世に晒されるなど思ってもいなかってであろう、
21歳の自分(^_^;)
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土方さん登場!
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土方さんの髪にベタを入れないイメージはこの頃からすでに・・・。
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総司出た!!描きたいもの詰め込んできた!!
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吐血する沖田はどうしても抜かせなかったのだな・・・よしよし判るぞ(^_^;)
そして微笑む総司のアップ!!
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ここで終ってる!!
根性無し!!!最後まで描け~~~~~!!!!!!\(~o~)/

と、中途半端の出来損ない原稿でした。
お付き合い下さって恭悦至極にござりまする!!



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