島崎譲のブログ

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わずかな理不尽、わずかな絶望。

いい映画でした。日本人なら必見だと思います。

私は今までの人生で受けた理不尽と、絶望感がほんとにほんとに

小さなものであったと気付かされました。


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以下は映画評を交え、私情をグダグダ並べているだけなので付き合える人だけ読んで下され。


「正しい」「正義」「正解」がどこに行ってしまったのか、

そもそもそんなものはこの世に存在しないのではないかと混乱していた昨今。

この映画の中に見えた気がする。

「お父さんは、いつも流れに背を向けて生きているね。」

「流れに乗っている人間の方が強いかもしれないな。」

こんな主人公親子の会話シーンがあった。

これを見て自分、「ああ、私もいつも時流に逆らってるなあ。」

私の場合は単なるへそ曲がりだと思うけど。

でも、ここだけは絶対に曲げたくない!私の方が正しい!と思ったときは

周りの人間と軋轢を生じさせ、嫌われ、面倒がられ、孤立し、陰口を広められ、

次の仕事が無くなろうと貫いた事が数回…。実際無くなった事数回…。

つい最近もやっちゃったなあ…。

自分の融通のきかなさと、上の人間に媚びる事のできぬ頑なさに

いつまでも青臭い不器用な馬鹿者であると嘆息の日々。

それに、

この映画の主人公は理不尽の現場から決して逃げ出そうとはしなかったけれど、

私は逃げた。

新天地には楽園があると思っていたが、そんなものはどこにも無かった。

理不尽と絶望は人の世である限り、どこにだってあるのだ。

修羅場に踏みとどまり、耐えて戦う力も無かったくせに

クチばかりの生意気は世の中から愛想を付かされても仕方が無い。



こんな自分でも、25年もの間、

入れ替わりの激しいこの仕事で食べてこれたのは、

最低、人に迷惑をかけぬよう、与えられた仕事をとにかく手を抜かず真面目に

仕上げていく事だけを心掛けてきた自分を必ず、誰かが評価して見ていてくれた

おかげである。

敵も多いけれど、ちゃんと味方もいる!!

私のこれからの人生は私を評価してくれた人々に恩返しできるよう頑張るのみである。

____と、殊勝な気持ちにさせてくれた映画であったのだった。

| 映画 | 20:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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