島崎譲のブログ

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続けて、青竜の神話kcカバー

これもカラーインク。
色褪せはしていませんでした。
用紙はたぶんワトソン。
ワトソンのうす~~~~い生成り色と
適度なねっとり感?が気に入っていましたね。

1986_saga_kc2.jpg


当時、少女マンガのカラーでは
キャンソン紙が大流行で、紙の地紋を上手に利用していた
作家さんがたくさんいて、水彩の透明感の美しさにあこがれていたのですが、
少年誌ではNGでしたね。

いやいや、(~_~;)誤解をまねいてはいけません。
少年誌でも透明水彩の特徴を利用した綺麗な薄塗りを
していた作家さんも勿論いらっしゃったのです。

「君の絵はどちらかというと、
あいつとララバイ(薄塗り)よりコータロー(しっかり塗り)に近いから。」
という担当様の御指摘が下り…

いやいや、(~_~;)誤解をまねいてはいけません。
蛭田先生のカラーは色がしっかり入っていて、とても綺麗なのです。
透明感か、鮮明かの違いです。

という当時の担当者の指示で、まあ、間違いではありませんから…
蛭田先生の生原稿を見せて頂き、「こうやって塗りなさい。」と指導を受けた訳です。
結局、私は蛭田先生のような綺麗な鮮明な色塗りはできませんでしたけれど…(T_T)

そうそう、ここで気をつけねばいけない事を付け加えておきます。
このように、絵の描けない編集さんが作家にイメージを伝える時、
他の既成作家さんの絵を持ってきて、
「こんな絵を描きなさい。」という時がよくあるのですが、
「このまま描きなさい」と言ってはいないのです。
「これを参考にしなさい」といっているのを、
たまに、物凄く素直で器用な人が
「そのままそっくり」にやっちゃってるのを見かける事が度々あります。
パクリ!といわれても仕方がないほど上手にそっくりそのまま
描いてしまった人をみかけると、背景が見える分、
複雑な気持ちになります。(T_T)
私は不器用なので、幸か不幸か人の真似がしたくてもできないのです。
毎回「参考」に留めさせて頂いて来ました。
たとえば、実際、橋本きんいち先生の描く狂的な悪役や、
「北斗の拳」の怪物的敵キャラの絵を並べられて、
「こんな絵でこんな頭が狂ったように恐ろしい敵キャラを描きなさい。」
といわれた時は、非常に苦しみました。
「参考」として、少しは頑張りましたが、
無理ですよ。描けませんよ。勘弁して下さい…って感じでしたねえ。(T_T)(T_T)(T_T)


で、当の単行本の表紙カバー用イラストに話を戻しますと、

当時は…今でもかな?
週刊少年マガジンは単行本の編集は部署が別で、
担当者も違い、
雑誌の編集さんはノータッチでした。
それで、
おおいに羽を伸ばし、単行本に関しては本当に制約なく強制指示もなく
自由に描かせてもらいました。
こちらが勝手に上げてきた絵にデザイナーさんが
装丁を合わせてくれるという過程で制作されました。
で、少しだけ薄塗り。(^^)/

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