島崎譲のブログ

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「夜と霧」読了

人生50年も生きていると心に澱が溜まるもので、
時々ドロっと溢れてきて持て余す事があります。
最近、己の人生、生き方、存在、仕事などなど全てに価値を
見いだせられなくなり。。。特に仕事!!!(^_^;)
生活に潤いを感じられない無感動な状態が少し続いておりました。
やばいなああああ(~_~;)という事で、
私はこうゆう時書物にすがります。
で、今回救いを求めたのがこれです。

夜と霧 新版夜と霧 新版
(2002/11/06)
ヴィクトール・E・フランクル

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生きる事に行き詰まった世界中の多くの人々に勇気と希望を与えたであろう
名著中の名著です。
内容は第二次世界大戦中ナチスによって強制収容所に送られた心理学者である
著者の体験を通して、命の価値、人の尊厳について語られております。

この後、ウダウダ感想が続きますので
付き合ってやってもいいよ!と言う人のみお読み下されませ。


で、読み進むうち不思議な気持ちになりました。
これはガス室送りにされかけたり、ドイツ兵に暴力の限りを尽くされたり、
飢餓と病気で衰弱したり、この世の地獄に置かれた著者の体験記でもあります。
この極限状態の中で人は「生きる」事にのみに向けた精神活動を行う。と綴られています。
なぜか身に覚えがあります。(^_^;)
自分にも同じような精神状態になったことがあると・・・・。
勿論これほどの悲惨な状況、死と隣り合わせな生活などした事はありませんが、
なぜか遠い昔の別世界の話しとは思えないのです。
実感として判る。。。。のです。
もっと読み進めると、
大戦が終結し、解放され、あれほど夢見た家族との平穏な暮らしに戻れた
被収容者達が現実とのギャップに尚も苦しむとあるのです。
そうか・・・どんな人生にも強制収容所あるのだ!!
精神的圧力や悪意で人をがんじがらめにして目に見えない強制収容所に押し込め、
サディスティックな隊員宜しく人の生気を奪い、尊厳を踏みにじる行為は
人が生きている限りどこでも起こりうるのだ。

なるほどおおお。

おいおい、それだけでは少しも生きる力を得られていないではないかと
突っ込む方もいらっしゃるでしょうね。(^_^;)
お答えいたします!!
私がこの本から得られた宝のような至言。
「生きていれば次の瞬間何が起こるか判らない!!」です。
え?当たり前??!そうですか?
この言葉が生きる希望になるのです。
次の瞬間死んでしまうかもしれないけれど、
物凄い幸運が舞い込むかもしれない。それは誰にも判らないのです。
最低限「生きている」事が必要です。
結果「生きているだけでいいんだ!!!」という気持ちになりますね。(^^)/
私はなりましたよ。

ふざけた文章ですが、随分気持ちが晴れたのは確かです。
開き直れた!!の方が正確かもしれませんが・・・・・・・・・・・・(^_^;)

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